酒器・扁壷(へんこ)は、「かたよったつぼ」、「へんぺいなつぼ」という意味です。
簡単に言うと、壷を両側からぎゅっと押さえてぺたんこにした形、です。
古来、大陸では好んで作られたデザインで、
このような形の陶器や磁器の名作も残されています。

輪島塗を、和室、洋室を問わず飾って欲しい、と思い作りました。

もちろん、飾るだけではありません。
実際に酒や水などの液体を入れて、ご使用いただける作りになっています。

ご自分のお好きなお酒を入れて、お店に預けるという楽しみ方もいいですね。

 

 

酒器・扁壷(へんこ)は、大雅堂オリジナルの酒器、もちろん実用品です。

この酒器・扁壺について、まずは壺の形からご説明いたします。

扁壷(へんこ)の特殊な形は、もちろん天然木でできています。

輪島では、製作の工程は分業制になっていて、それぞれの分野・手順の専門職人の手によって
工程ごとに仕上げられています。

輪島塗のもとになる「木地」の製作も、器物の形状・特色により、それぞれ
「椀木地」「朴木地」「曲物木地」「指物木地」と、専門職により製作されています。

この扁壺は、複雑な形のために、また、実用に耐える塗を施すために、形状にあった専門職により、部分的に別々に製作するという、凝ったつくりになっています。

○黒塗りの扁壷に沈金を施した模様違いの扁壷・ブドウにりす沈金はこちらでご紹介しています。

○大変豪華な蒔絵の扁壷 西王母蒔絵はこちらです

寸法:幅15 高さ22.5 奥行き6.8cm