屏風 夫婦鶴沈金 3,630,000円

大屏風 松に鶴沈金
大屏風 松に鶴沈金
輪島塗半額セール

幅85.2(2枚)×高さ171.5×厚3.2cm

長寿の象徴・鶴と松を、屏風一面に、輪島ならではの加飾の技・沈金で彫った
迫力のある見事な屏風。

 

屏風は、部屋の表情を変え、空間を広く見せる効果があります。

漆黒に金の映える、大屏風・松に鶴沈金。

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沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。

手で表面を触ってみてください。
細い溝になって、彫り込まれていることがわかります。

反対に蒔絵は、筆で漆絵を描き、金を蒔きますので、表面は盛り上がっています。

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この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。

漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、
輪島ならではの技法です。

輪島塗の漆黒に、沈金の金が映える、まさに輪島塗りらしい輪島塗りの、屏風です。

大屏風 松に鶴沈金

鶴は、古来より「千年の時を生きる」とたとえられるおめでたい鳥。
その姿は美しく、好んで描かれた吉祥模様です。

右手の立鶴は、高さ90cmに彫られています。

松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです

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この屏風には、仲睦まじい夫婦鶴を描き、「ともに末永く」の
思いを込めています。

竹や笹は、常緑で成長も早いことから、生命力の盛んなしるし、
また邪気を払うとして尊ばれてきました。

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水面の葦(あし)は、「良し」と言いかえられ、「何事も良し」に通じます。

輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。

座卓の裏側も、幕板の裏側も、そして床にふれる足の底面も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。

畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。

しかし、どんなに気をつけていても、
長い年月ご愛用いただくうち、使い傷はどうしてもついてしまいます。

使いなじんできただけに、修理して使い続けたいものです。

そんな時は、お気軽に修理のご相談を。

傷に応じて、御見積のうえ修理致します。

本堅地の輪島塗は、丈夫な下地に塗り重ねた輪島塗だからこそ、
痛みの度合いに応じて、工程をさかのぼって修理ができます。

大屏風 松に鶴沈金

この屏風には、沈金の様々な技が凝らされています。

松の幹は、豪快に荒々しく、松葉は繊細ながら勢いがあり、
鶴の羽は、ふっくらと美しく、また1枚1枚丁寧に彫りこんでいます。

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輪島の家具は、全工程完全手作り家具です。 職人の技が随所にきらりと光ります。

輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。

その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。

600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。

輪島塗屏風(大) 松に鶴沈金 W85+85×H170×厚3cm  3,630,000円

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沈金は、田中清光。現物1点限りです。

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