輪島塗屠蘇器(扇型)金縁・溜呂色

輪島塗屠蘇器(扇型)金縁・溜呂色

溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。

その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。

溜塗とは

中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。

漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。

経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたい器です。

扇面(扇)は、日本で作られた日本特有のもので、末が広がる形から 「末広」 ともいい、発展や拡大を意味する縁起のよいもの、とされ、古くから愛され続ける形です。

この屠蘇器は、扇をかたどった薄く軽い台につくりましたので、持ち運びも軽く、出し入れも簡単で重宝です。

金縁も、蒔絵師の仕事です。

金縁は、蒔絵師が、ひと筆一筆丁寧に漆で線を描き、金を蒔き、研いで仕上げています。

簡単そうに見えますが、屠蘇台の縁のような長い線は、まっすぐに、そしてはみ出さないように描くのが、難しい所です。

機械ではなく、人の手で描いています。

定規などは使いません。職人技です。

格調が高く、より美しい、金縁の屠蘇器は、蒔絵師の技が活きています。

屠蘇とは

屠蘇(とそ)とは、「邪気を屠絶し、人魂を蘇生させる」ということで、

一年中の邪気を祓い延命長寿を願うために飲む酒です。

輪島塗の屠蘇器は、屠蘇を頂くために必要なものが揃ったセットです。

美しい蒔絵が、いっそう晴れやかな迎春の時を演出し、

新しい一年の門出を幸多かれと祈念します。

修理やメンテナンスをしながら代々受け継ぐ輪島塗

末永くご愛用頂きたい輪島塗は、高価です。

しかし、その製法から、キズや割れ・欠けなどの不慮の事態でも

輪島の産地で修理すれば、また末永くお使い頂けます。

使い傷や、天然漆だからこその色褪せ・やけなども、

目立つようになりましたら、何かの機会(冠婚葬祭などや法事、新築など)に、輪島へ塗り直しに出してください。(修理は内容に合わせて別途御見積致します、お気軽にご相談下さい)

新品のように美しく蘇って、また何年も何年も、気持ちよく末永くご愛用いただけます。

輪島塗は、修理やメンテナンスを繰り返しながら、存分にお使い頂きたい、また末永くご愛用頂きたい漆器です。

輪島塗の取扱いは簡単です。

大変美しく高価な輪島塗ですが、取り扱いに特別な方法は必要ありません。

洗う時は、普段お使いの普通にお台所用洗剤(中性洗剤)を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。

よく、「洗った後に、熱いお湯にくぐらせて」といわれるのは、水きれを良くするためです。この場合のお湯は、熱湯ではなく、茶碗を洗う時のお湯の温度で可。必ずしなくてはいけないことではありませんので、そんなに気にしなくても可。

あとは、柔らかい布巾やタオルで拭いてください。

仕舞う時は、漆器同志が当たらないように、蓋との間や一段づつの間に布や紙などをあてておかれると、よいでしょう。

漆が薄くのる縁の方が、透けやすい溜塗。

漆が端でなく中部分に溜まったように見えることから、溜塗の名前がついています。

輪島塗屠蘇器(扇型)金縁・溜呂色

輪島塗屠蘇器(扇型)金縁・溜呂色

屠蘇器(扇型)金縁・溜呂色 324,000円(税込)

寸法:幅39.5 奥行22 高さ20 cm 桐箱入り

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輪島塗の工程は、国指定重要無形文化財です

輪島塗は、約23工程・124以上の手数を経て作り出される、
堅牢さと優美さを兼ね備えた、約600年の歴史を持つ日本の誇る伝統工芸です。

また、輪島塗特有独自の布着せ本型地の工程は、国指定重要無形文化財に認定されています。

600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。

輪島塗の職人技

輪島塗の職人技

「輪島塗を支える職人の技と心意気」はこちら
輪島塗は、多くの工程ごとに専門の職人が腕を振るい作り上げられています。
輪島漆器大雅堂の輪島塗製作は、沢山の職人とその心意気に支えられています。

家紋入れ 承ります

金縁・家紋蒔絵・名入れ 承ります

金縁・家紋蒔絵・名入れ 承ります

漆器みがき布、あります。

柔らかく拭きやすい、洗って何度でもお使い頂ける漆器専用布です。
大切な輪島塗のお手入れに、毎日のお掃除に、大変重宝です。