特注:家紋蒔絵 15,400円(税込)から

日本固有の紋章・家紋

家紋は、家族の伝統・絆を次代へ伝える大切な紋章で、日本固有のものです。

家紋は 定紋・紋所ともいわれ、テレビドラマでおなじみの「水戸黄門」では、終盤に「この紋所が目に入らぬか~」と印籠を見せるという場面がありますね。

家紋は、代々受け継がれてきた、ご先祖さまからの大切な贈り物です。

家紋を大切にすることは、家の歴史や血縁を守り伝え、家族の益々の隆盛・繁栄を願うことといえます。

末永くご愛用頂く輪島塗に、家紋蒔絵を致します。

家族や親しい方々と共に、新年の無事を祈念するための屠蘇器や、重箱に。

切手盆や広蓋に、飾箱や硯箱に、香炉や家具にも、金蒔絵にて家紋を描きます。

金縁や家紋蒔絵は、格式高いおあつらえで、結納や結婚式などの家と家との行事に使用する道具や、嫁入り道具としても最適です。

家紋代金や、製作期間は、家紋の仕様や大きさにより変わります。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

輪島塗切手盆 金縁・家紋入り

輪島塗切手盆 金縁・家紋入り

家紋蒔絵は、描き方が2種類あります

平蒔絵

平蒔絵(ひらまきえ)上の写真の切手盆は、平蒔絵で描いています。

平蒔絵とは、漆で家紋を描き、金を蒔いて、漆を塗り、研いで仕上げる技法です。

家紋を描く場合の一般的な描き方です。

高蒔絵

高蒔絵(高蒔絵)は、写真の家紋より盛り上がった蒔絵です。

高蒔絵とは、漆で家紋を描き、銀を蒔く。これを3回繰り返して、少し高さを出し、もう一度漆で描いて、最後に金を蒔き、漆を塗り、研いで仕上げる技法です。

平蒔絵より手の込んだ技法で、見た目も豪華な蒔絵です。

輪島塗 家紋蒔絵

輪島塗 家紋蒔絵

家紋蒔絵の大きさと価格

蒔絵や沈金が施された屠蘇器の場合は、屠蘇台の正面に小さく描くことが多いです。

この場合の家紋の直径は、約1.5cm、平蒔絵の場合の価格は、15,120円(税込)です。

高蒔絵の場合は、30,240円(税込)です。

注:直径が約1.5cm(3cm未満)の家紋蒔絵の場合は、あまり難しい家紋は細かすぎて描くことができません。すみません。

この場合は、もう少し大きな家紋を描く場所が無いか、模様と相談してお勧めし、相談させていただきます。

同じように、豪華な蒔絵や沈金の模様が施された重箱の場合は、蓋の裏や、重台の内側に描きます。

6.5寸の重箱の蓋裏(左下)に描く場合の大きさは、約3cm(1寸)、平蒔絵の場合の価格は、15,400円(税込)です。

高蒔絵の場合は、30,800円(税込)です。

1.5~3cmの家紋蒔絵の、蒔絵代金は同じです。

描く場所や大きさは、お好みに合わせて自由です。

御見積致しますので、どうぞお気軽にご相談下さい。いかようにも致します。

金縁は、器物に合わせて御見積致します。

金縁も、蒔絵師の仕事です。

金縁は、蒔絵師が、ひと筆一筆丁寧に漆で線を描き、金を蒔き、研いで仕上げています。

簡単そうに見えますが、屠蘇台の縁のような長い線は、まっすぐに、そしてはみ出さないように描くのが、難しい所です。

機械ではなく、人の手で描いています。

定規などは使いません。職人技です。

格調が高く、より美しい、金縁にも、蒔絵師の技が活きています。

名入れはサービスです。

屠蘇器なら、屠蘇台の裏側に、重箱なら蓋裏や底面に、名入れをされることがあります。

以前は、お祭りや会合で各家からごちそうを持ち寄ったり、婚礼や目出度い時には

皆さん協力して配りものをすることがあり、よその重箱と区別がつくように、実用的に名入れをされました。

「○○家」、「○○」 と、苗字を描きます。

昨今は、そのような行事は無いかもしれませんが、ご希望の場合は、金蒔絵にて名入れ致します。

1器物に1つの名入れはサービスです。

お気軽にご相談下さい。

家紋蒔絵等の仕上がりまでの期間は

平蒔絵の場合は、約10日、高蒔絵の場合は、約1か月 とお考え下さい。

金縁は、器物により個別にお知らせいたします。

名入れは、約1週間です。

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ