座卓 鯉沈金 2,200,000円(税込)

座卓 鯉沈金
鯉のぼり、鯉の滝登り など、鯉は 立身出世の出世魚として

知られている吉祥文様の一つです。

また、美しい色や文様から、観賞魚としても親しみ深い魚です。

座卓・鯉沈金は、水面に松が映りこむ広い池で、

悠々と、きらきら光りながら泳ぐ鯉を眺めているような、

そんなひと時を味わえるような座卓です。

大雅堂40周年記念
輪島塗決算大特価セール特別価格商品

この座卓・鯉沈金は、松の繊細な細い線と、

対照的に、豪快で迫力のある鯉の彫りが、美しく調和した座卓です。

漆黒と金の対比も美しい、人気の座卓です。

鯉沈金のうろこの部分は、

線彫りとこすりの技法を組み合わせて彫り、金を入れていて、

鯉の薄い、透けるようなうろこの雰囲気を表現しています。

また、鯉のうろこを丁寧に一枚一枚彫っていますので、

とても豪華で、生き生きとしています。

線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、

作家の技術の高さをも物語っています。

座卓 鯉沈金

沈金とは

沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、

のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。

この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。

漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、

しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、

輪島ならではの技法です。

座敷机の大きさの目安は、5尺(150cm)×3尺(90cm)の座卓で、

8から12畳間にちょうど良い大きさ、です。

座卓 鯉沈金

寸法

座卓・鯉沈金 幅150 奥行き90 高さ33cm

座卓・鯉沈金 2,200,000円(税込)

ご注文・お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ

沈金は「小西啓介」 作歴はこちら


大雅堂展示場へ、ぜひご来場ください。

大雅堂展示場は、輪島市街地より少し離れています。
立地条件から、観光のお客様にはあまりご縁がなく、
ご予約頂きました日時にのみ、鍵を開けてご覧頂いております。

当日の御予約も承ります。(担当者不在の際にはご容赦くださいませ。)

どうぞお気軽にご予約くださいませ。

心よりお待ち申し上げております。

電話 0768-22-0184

ご予約・お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ

大雅堂までの交通はこちら

輪島塗の座卓の「足」について

大雅堂の座卓の足は、納品時に「足の取り付けをいかがいたしますか?」と伺います。
これは、足の付け方が2種類あるからです。

輪島塗 座卓

ひとつは、漆でしっかり固着させて、足が抜けないようにくっつけて納品する方法です。
漆付けすると、ちょっとやそっとでは取れないようになります。

もう一つは、グラグラしないように布をはさんで、仮止め状態で取り付ける方法です。
こうしておけば、部屋を広く使うことがあったときに、座卓の足を外して、かさばらず収納できます。

ご希望に合わせて、お選びいただいております。

輪島塗 座卓

輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。

座卓の裏側も、幕板の裏側も、そして床にふれる足の底面も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。

畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。

しかし、どんなに気をつけていても、
長い年月ご愛用いただくうち、使い傷はどうしてもついてしまいます。

使いなじんできただけに、修理して使い続けたいものです。

そんな時は、お気軽に修理のご相談を。

傷に応じて、御見積のうえ修理致します。

本堅地の輪島塗は、丈夫な下地に塗り重ねた輪島塗だからこそ、
痛みの度合いに応じて、工程をさかのぼって修理ができます。

塗り直してしまうほどになった場合は、
その際に思い切ってリフォームという方法もあります。

模様を変えたり、色を変えたり、いかようにもできます。
また新たな気持ちで、お使いいただけます。
お気軽にご相談くださいませ。

座卓の天板は合板です。

天板は「シナ材」の合板を使用しています。

「座卓の天板は、1枚板を使わないのですか?」と聞かれることがあります。

木は、加工してもやはり生きています。
1枚板を使用すると、乾燥や湿度の関係から、反りや割れが起こることがあります。

輪島塗の長い作業工程や、末永いご使用期間を考えて、
反りや割れ、ひずみに強いよう工夫した合板を使用しているのです。

どうぞ末永くご愛用くださいませ。

輪島の家具は、全工程完全手作り家具です。

職人の技が随所にきらりと光ります。

輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。

その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。

600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。