ハローキティ輪島塗名刺入れ 110,000円(税込)
ハローキティ名刺入れ【輪島塗】 ※赤と黒の2種からお選びください
日本の誇る 「伝統工芸・輪島塗」と、
世界で愛される日本生まれのスーパーキャラクター 「ハローキティ」 の
夢の共演が実現しました。
漆のしっとりとした美しさに映える、キュートなハローキティは、70年代復刻版のハローキティ。
落ち着いた中にも 華やかな雰囲気を醸し出す、美しく上品な名刺入れは、
世界中を魅了する ハローキティの愛らしさ と、
輪島塗の熟練の職人技 が 見事に調和した逸品です。
サンリオ ハローキティ誕生35周年企画 「ハローキティ×伝統工芸」
ハローキティ 輪島塗名刺入れ
名刺入れの模様は、雨だれをイメージした、手描きの細い細い線 と 共色のハローキティ。
この雨だれ模様は、静かな静寂を思わせ、また、
機能的には、大切に使っていても 自然とついてしまうであろう 使い傷 が
目立ちにくいように、との工夫を凝らした 美しい模様です。
名刺を出すためにフタをあけると、黒の名刺入れは赤が、赤の名刺入れは黒が見えて、
ぱっと目を引く、印象深い名刺入れです。
◎木地を使わず漆の塗面だけを使って作った名刺入れ
この ハローキティ輪島塗名刺入れ は、脱乾漆(だつかんしつ) という技法で作られています。
この脱乾漆は、鎌倉時代の仏像制作によく用いられた技法。 大変 軽く薄く仕上がります。
はじめに、石膏などであるていどの型を作り、その型に漆をひたした布を貼りかさねていく。
ある程度の厚みになったら、二つに切り、中の石膏を抜き出す。
そして、もう一度型の通りに張り合わせてから、漆をひたした布を再度張り重ねて行く。
漆をつけながら、形を整えていき、上塗りをして形状を仕上げる。
形ができあがったら、上塗りを施す。
脱乾漆は、形は自由に作ることが出来ますが、
表面が入り組んでいたりでこぼこしていたりするので、研ぐことが大変難しく、
蒔絵も描きづらいのが難しいところです。
というわけで、簡単にいうと、木地を使わず漆の塗面だけを使って作った名刺入れ、です。
良いところは、木製より 弾力性があり、割れにくい ということ。
また、ポケットやカバンに入れて持ち歩くとき、服やカバンを傷つけません。
このハローキティ輪島塗名刺入れ は、財布の中に沢山入っている、
カードをまとめて入れるための カードケース としてもお使いいただけます。
ハローキティ輪島塗名刺入れ は、赤 と 黒 の 2色。
愛らしい ハローキティ は、名刺入れの本体と同じ色の漆で、さりげなく描きました。
男性にも 女性にも お使いいただける ハローキティ輪島塗名刺入れ になりました。
「よく見れば、ハローキティが!」 遊び心が 粋 ですね。
どちらの色も、その色艶を、写真だけでは 十分にお伝えできないのが、
残念でたまりません。
漆(うるし)って、和っぽくて 粋な イメージもあり、
どこか懐かしいような、あったかい、 そんな雰囲気も兼ね備えています。
この ハローキティ輪島塗名刺入れ は、 名刺交換のほんの一瞬を
変えるかもしれません。
ちょっと目を引く、漆の名刺入れに、 「それは何?」 「実は輪島塗なんです。」 「ほぉーー」
なんて、会話が弾んだり、雰囲気が和んだり。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数 を経て作り出され、
「堅牢さ」 と 「優美さ」 を兼ね備えた 日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島塗とは
輪島塗とは、石川県輪島の地で、輪島の職人の手により、
輪島地の粉(わじまじのこ)を使い、
布着せ本堅地(ぬのきせほんかたじ) を施して、
手作業で塗り上げられた塗り物のみにつけられる総称です。
布着せ本堅地は、輪島の先人が 「丈夫さ」 と、「美しい仕上がり」 と、
「修理のしやすさ」 を求めて 探り考え出した、輪島特有の素晴らしい技術です。
伝統工芸「輪島塗」 は、その完成された技術を守り伝える、「伝承工芸」ともいえます。
◎取扱いは簡単です。
ハローキティ輪島塗名刺入れ の 取扱いは、簡単です。
御手入れは、柔らかい布で拭いてください。特に難しい手入れはいりません。
◎お届けについてのお知らせ
ハローキティ輪島塗名刺入れ の 製作期間は、約3~5か月 かかり
一度に沢山 作ることができません。
時により在庫状況が違い、お届け期間が変わります。
発送までの期間は、在庫状況により変わりますので、お届け予定はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
輪島塗ハローキティ ハローキティ誕生35周年伝統工芸コラボ企画は全4種類
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役