特注品 万年筆ケース・コレクションボックス 宝相華沈黒
輪島塗の箱物は、大小さまざまなものがありますが、
万年筆用の箱は、ありませんでした。
このコレクションケースは、
2段式で、上下で6本の万年筆を収納できます。
内側は、蓋を開けるとお気に入りの万年筆が
美しく並ぶのが見えるように、
保護用の柔らかい布貼りにしました。
全体に宝相華模様を彫り詰めにしています。
これは、大変豪華ですが、機能性も優れています。
全体に模様があることで、ちょっとした使い傷などが
目立ちにくい効果があります。
美しく使いやすい、コレクションボックスです。
この輪島塗ペンケースには、うっとり眺める時間も、ゆっくり磨く時間も一緒に付いてきます。
色違いは、こちらでもご紹介しています。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役