茶托は、お茶碗のためにも、座卓(テーブル)のためにも優しい器です。

そしてお客様には、おもてなしの心をお伝えする大事な役割があります。

お茶碗を手の平出包んで、謹んで差し上げる、というイメージです。

溜塗り(ためぬり)は、落ち着いた色合いでありながら、

漆が薄くのる端々は朱が少し透けて美しく、

無地でも人気の塗りの技法です。

溜塗り(ためぬり)とは

溜塗りとは、中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。

漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、

中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、

落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。

溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。

はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。

その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。

曲面が多い形は、平面に比べて、様々に光が反射するので、いっそう美しく見えると思うのです。

職人が素手で磨いて作り出す、輪島塗の艶を、ご堪能頂ける形です。

機能的にも、小判型ですので、持ちやすいです。

輪島塗の茶托は、冬用というわけではありません。

夏の涼しげなガラスの茶碗にも似合います。

◎傷つくのが、気になる

「輪島塗は、美しいけれど普段使うと傷つくのが気になる」

もっともです。

漆は、ガラスや陶器に比べると柔らかいものです。

毎日お使いいただくうちに、使い傷は知らず知らずのうちについてしまうもの。

そんな時は、修理ができます。

傷が沢山ついて、使いづらくなったら、

どうぞご相談下さい。納期・修理代金などお見積もりし、ご相談の上修理します。

塗りなおして、新しい気持ちで、

また末永くお使いいただけます。

輪島塗はそのために、しっかりした下地で、塗りで仕上げてあります。

おめでたい時や、何か節目の時に、塗りなおしに出す、というのも

気持ち新たに、よろしいですね。

 

輪島塗の茶托 小判型・溜呂色

輪島塗の茶托 小判型・溜呂色

輪島塗 茶托(5客1組) 小判型・溜呂色 172,800円(税込)

寸法:W15.2 D11 H3 cm

↓下のオンラインショップに、専用買い物かごをご用意しています。

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◎輪島塗のお手入れに最適。漆器みがき専用布、あります。

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