おめでたい時に飾られる「熨斗(のし)」

もともとは、鮑(あわび)を薄く長く剥ぎ、伸ばして(のして)乾燥させた「のしあわび」で、後に祝い事の贈り物や飾りになったものです。

現代では簡略化されており、印刷ののしの、真ん中の黄色い紙がのしあわびの名残です。

 

熨斗は、美しい細長い紙上の物を束ねた束ね熨斗や、草花を和紙で包んだ花熨斗、松竹梅を組み合わせた熨斗など、様々な美しい文様が生み出され、様々な工芸品や染物に 使われている人気の紋様です。

「鮑は不老不死の薬」と言われた伝説が、長寿の願いを込めた熨斗文様の人気の理由でもあります。

華やかで美しいのし蒔絵は、お正月や御祝い事にもふさわしい蒔絵です。

「輪島塗は、傷がつくのが怖くて使えない!」こんな心配の声を良く聞きます。

長く使い続ける間には、確かに傷がついてしまうことはあります。

これは、輪島塗の茶托だからではなく、他の茶托でも同じです。

輪島塗は、製造に時間と手間がかかるためにどうしても高価ですから、使う時にはこわれないか、ダメにならないか、などと、心配になられるのだと思います。

大丈夫なんです、存分にお使いください。

堅牢な輪島塗でも、傷はつきます。新品のまま、末永く使い続けられるわけではありません。

輪島塗は修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用頂く漆器なのです。

輪島塗の取り皿の取扱いは簡単です。

取り皿を洗う時は、普段お使いの台所用洗剤を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。

つけ置きも大丈夫。この時は、陶磁器やガラス製品に当たると傷がつくことがありますので、別に入れてつけ置きしてください。

水洗いでも、お湯で洗っても大丈夫です。(お湯と言っても熱湯は禁物です。)

洗い終わったら、柔らかい布で拭いて下さい。

 

食器洗い機や、食器乾燥機、電子レンジは使用不可です。

輪島塗は天然木天然漆製ですので、高温乾燥に弱く、大切な輪島塗がダメになってしまいます。(この場合は木地自体がダメになりますので、修理が出来ないことが多いです)

何かと忙しい世の中、めんどくさいと思いますが、手で洗って拭いていただく、この間にも漆の肌触りや艶の美しさ、蒔絵の優美さをお楽しみ頂ければ、と思います。

輪島塗の取り皿 祝のし蒔絵

輪島塗の取り皿 祝のし蒔絵

輪島塗 取り皿(5客1組)長手雪斎型 祝のし蒔絵 291,600円(税込)

寸法:W15.3 D11.3 H1.4 cm

 

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◎輪島塗のお手入れに最適。漆器みがき専用布、あります。

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