汁椀 吉祥紋沈金(模様は5種類あり) 1客35,200円(税込)
吉祥紋沈金は、美しい文様を丸く収めて沈金した 可憐な ワンポイント沈金。 汁椀に自分だけの文様を描くのもよし、 家族そろって同じ模様もよし。 毎日使う汁椀に、楽しさ・美しさをプラス。 贈り物にも喜ばれるています。
この汁碗・小丸型(こまるがた)は、糸輪の底が曲面になっている汁椀です。
汁椀の深い形はこぼれにくく、持ちやすいという利点があり、
糸輪の底が曲面なので、指当たりが大変良い汁碗で、
輪島漆器大雅堂の一番人気の汁椀です。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金は、色沈金で、様々な吉祥紋を彫った、
目にも美味しい汁椀です。
この汁椀・吉祥紋沈金は、ご注文を頂きましてから、沈金に取り掛かります。
お届けまで約2週間です。
(納期は数量や混み具合により、変わる場合がございます。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい)
沈金は輪島ならではの加飾の技。
沈金とは、
のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、
自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、
輪島ならではの技法です。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金「松」
寸法:直径11.3 H7.2cm 紙箱入り 1客 35,200円(税込)
松は、松竹梅のひとつに数えられる、おめでたいものの代表です。
なぜ、松竹梅がめでたいのでしょうか?
それは、この三つの植物が雨風や寒さに耐え抜く
生命力の強さを持っているからです。
なかでも松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
汁碗は、みそ汁やお吸い物をいただく椀です。(もちろん、何に使ってもいいのですが)
日本人は、どこに行ってもどこにいても、食事にはみそ汁やお吸い物が欲しくなりますよね。
毎日の食事には、みそ汁が無い日がない、のではないでしょうか?
パンを食べるときも、海外旅行の時も、何となく欲しくなる、
無いと寂しいのがみそ汁・お吸い物です。
こんなに日本人に愛されるみそ汁は、懐かしいお袋の味、ふるさとの味、おふくろの愛だからなのでしょう。
毎日の、無くてはならないおいしいお袋の味を、
より一層ひきたてる輪島塗の汁碗は、
毎日の使用に耐え、飽きがこず、修理ができて長年使い続けられる、
自然にも人にも優しい器です。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金「竹」
寸法:直径11.3 H7.2cm 紙箱入り 1客 35,200円(税込)
竹は、松竹梅にもあげられる、日本の代表的な吉祥文様の一つです。
竹は、常緑で成長も早いことから、生命力の盛んなしるしとして尊ばれてきました。
天に向かってまっすぐ伸びるその姿が、いかにも生命力の強さを連想させます。
ささと共に、魔除けの意味も有るとされ、神事にも多用されます。
輪島塗の椀は、保温性が高いので、熱いものは熱いまま、
冷たいものはつめたいままでお召し上がり頂けます。
また、断熱性が高いので、みそ汁は熱くても手や唇には熱くありません。
大変、人に優しいお椀です。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金「梅」
寸法:直径11.3 H7.2cm 紙箱入り 1客 35,200円(税込)
梅は、松竹梅の一つに数えられる、おめでたい文様の代表。
梅は、早春の花で生命の息吹を感じさせます。
古くから、知恵と悟りの花・神の叡智を呼ぶ花とされてきました。
そして、修理・修繕がききますので、長くお使い頂けるエコ商品でもあります。
使い捨ての時代はもう終わったのではないでしょうか?
直して使えるものは、たいへん素晴らしい、伝えてゆく守っていく文化です。
なおして使い続けられる輪島塗は、今の時代にこその器(うつわ)です。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金「紅葉」
寸法:直径11.3 H7.2cm 紙箱入り 1客 35,200円(税込)
楓は秋の草として、古くから文様として好んで用いられてきました。
楓や楓の葉のことを通常「紅葉(もみじ)」と呼びますが、
楓はカエデ科の落葉高木の総称です。
晩秋になると葉の色が黄や紅になり、その形や色の美しさから、
古来より好んで多用された文様です。
歌にも多く読まれる、日本の四季を彩る美しい紅葉は
誰からも愛される文様です。
この汁椀・吉祥紋沈金は、それぞれ1客紙箱入りでお届け致します。
汁椀は箱に入れてしまっておかないで、ぜひ毎日お使いいただきたく、
長く収納するための箱は不要と考えています。
贈り物や記念品の場合は、桐箱の製作も承ります。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
輪島塗 汁椀・吉祥紋沈金「桜」
寸法:直径11.3 H7.2cm 紙箱入り 1客 35,200円(税込)
日本では、花といえば桜、といえるほど親しまれており、
桜は日本の国花でもあります。
美しく咲きぱっと散る、そのいさぎよさが日本人の心を打つ、
ともいわれますが、
長い冬が終わったあとの、早春の満開の桜の花の可憐さは、
誰しもが見とれる美しさですね。
輪島塗は、工業製品や他の漆器に比べると、確かに高価なものです。
しかし長い目で見るとどうでしょうか?
この汁碗で考えてみると、
毎日3回、一年間使って食事を楽しみ、豊かな時間を過ごしたとしたら、、、。
輪島塗の汁碗は、たった1年でまったく使えなくなることは、
余程でない限りありません。
そう考えると輪島塗の汁碗はお買い得です。
結婚祝や記念日のお祝いに、夫婦セット(汁椀2客入りのセット)も人気です。
結婚祝いなら、幸せなお二人と金婚式までも末永く共にある輪島塗汁椀を。
◎この汁椀・吉祥紋沈金は、ご注文を頂きましてから、沈金に取り掛かります。
お届けまで約2週間です。
(納期は数量や混み具合により、変わる場合がございます。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい)
◎金蒔絵にて、名入れも致します。お気軽にお申し付けくださいませ。
輪島塗の取り扱いは簡単です。
使った後は、水かぬるま湯で洗ってください。
油汚れは、台所用洗剤を使います。この時は柔らかいスポンジで。
つけおきも大丈夫。
輪島塗は、工程のところどころで水を使い研いでいます。
しっかり仕上がっているからこそ、水は平気なのです。
そのあと、長くしまっておくときは、さっと熱いお湯をくぐらせ水気をきって、
柔らかい布で良く拭いてください。
そして、あまり乾燥しない場所(部屋の低い所)にしまってください。
輪島塗は、全工程完全手作りです。職人の技が随所にきらりと光ります。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
オーダー承ります。
吉祥文様は他にもご用意いたしております。
お好みの吉祥紋沈金を彫ることができます。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役