取り皿 蝶蒔絵 5客1組 198,000円(税込)

取り皿の形は、縁起の良い「扇面型」

扇面(扇)は、日本で作られた日本特有のもので、末が広がる形から 「末広」 ともいい、発展や拡大を意味する縁起のよいもの、とされ、古来より愛され続ける吉祥模様です。

扇面(扇)は、魔除けや厄除け、吉運招来など、非常に強い力をもつものとされ、謡曲・舞踊・落語などの芸能にも使われるなど、日本の生活文化の中で、重要な位置をもしめてきました。

特に、右端がくるんと蒔くように形づくられています。

これは、この厚みの分だけ、平たい取り皿よりも材料が多く必要で、その上、削り出しているので、手間暇がかかっている、贅沢なつくりといえます。

 

お客様にお茶菓子を出すときには、少し改まった印象で。

お正月やパーティーの時のお料理を取分ける時は、華やかな印象で。
洋食や、中華料理、ケーキやパイなど、何にでもお使いください。

輪島塗は、油分がダメ、酢がダメなど、特別に苦手なものもありません。
(手で触れない程、口がやけどしそうなほどの超高温には使用不可です。天然素材なので負けてしまいます)

 

どんな場面でも重宝する輪島塗の取り皿は、重ねて収納すれば場所は取らず、取り扱いも特別な配慮は不要で、意外と使いやすいものなのです。

修理しながら末永くご愛用頂ける輪島塗の取り皿は、決まった使い方はありません。

お好きな時にお好きなように、お使い下さい。

取皿(銘々皿)は、工夫次第で、重宝にお使い回し下さいね。

蝶蒔絵

美しい模様の超が舞う姿を、図案化したモダンなデザイン。

中心の煌く金色の部分は、梨子地(なしじ)の技法で仕上げられています。

梨子地(なしじ)とは

梨子地とは、粗い金粉を塗面に蒔いて漆を塗り込んで研ぎ、磨き上げる技法です。

塗面にぱらぱらと蒔いた金粉が、立ったり寝たりしているので、光の当たり具合によって、きらきらと美しく輝きます。

梨の実の細かい斑点の風合いが、名前の由来です。

「輪島塗は、傷がつくのが怖くて使えない!」こんな心配の声を良く聞きます。

長く使い続ける間には、確かに傷がついてしまうことはあります。

これは、輪島塗の取り皿だからではなく、他の取り皿でも同じです。

輪島塗は、製造に時間と手間がかかるためにどうしても高価ですから、使う時にはこわれないか、ダメにならないか、などと、心配になられるのだと思います。

大丈夫なんです、存分にお使いください。

堅牢な輪島塗でも、傷はつきます。新品のまま、末永く使い続けられるわけではありません。

輪島塗は修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用頂く漆器なのです。

 

輪島塗の取り皿 蝶蒔絵

輪島塗の取り皿 蝶蒔絵

 

輪島塗 取り皿(5客1組)扇型 蝶蒔絵 198,000円(税込)

寸法:W18.6 D10.5 H1.2 cm

 

↓下のオンラインショップに、専用買い物かごをご用意しています。

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◎輪島塗のお手入れに最適。漆器みがき専用布、あります。

塗師屋も愛用!漆器みがき専用布、あります

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