


この漆額は、鷹が沈金されている、美しい漆額です。
鷹の表情が精悍で、鋭い眼光やきりっとしたくちばしにその荒々しさが見事に表現されています。
松を落ち着いた雰囲気に仕上げ、鷹の美しさや迫力を引き立てています。
羽根の部分の細かい彫りが、大変美しい漆額です。
彫りの技術は、熟練の職人技が細部にまで行き届いた、見事な仕事ぶりがうかがい知れます。
羽根の色は、光の当たり具合や、見る角度によって、様々な表情を見せます。

沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、
のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
手で表面を触ってみてください。
細い溝になって、彫り込まれていることがわかります。
反対に蒔絵は、筆で漆絵を描き、金を蒔きますので、表面は盛り上がっています。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、
輪島ならではの技法です。

漆額は、暮らしに彩りを添える、貴方のための風景です。
落ち着いた漆の色合いや底艶は、素朴で温かい雰囲気を醸し出します。
漆額は、簡単に取り外しができ、季節や行事・気分に合わせて着替えることができる窓でもあります。
何枚あっても良い漆額は、模様に思いを込めて、贈り物にも喜ばれております。
漆額 松に鷹沈金 30.3×62×厚4.5cm 168,000円







