汁碗(しるわん)小丸型(こまるがた)

汁碗 小丸型は、丸底型と同様に、糸輪の底が曲面になっています。
丸底型の汁碗を、光景を小さく(細く)して、背を少し高くした形を、小丸型と呼んでいます。
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深い形は、こぼれにくく、細いので持ちやすいという利点があり、糸輪の底が曲面なので、指当たりが大変良い汁碗です。

裏底は滑らかなカーブの汁椀

裏底は滑らかなカーブの汁椀

最近では、一番人気の形です。

汁碗は、頻繁に食卓に登場する、日常生活にかかせない器です。

使う回数が多いということは、手に触れる回数も多く、洗う回数も多いということ。

上部で美しいものが欲しくなる、、、。輪島塗をお勧めします。

汁碗は、みそ汁やお吸い物をいただく椀です。(もちろん、何に使ってもいいのですが)

日本人は、どこに行ってもどこにいても、食事にはみそ汁やお吸い物が欲しくなりますよね。

毎日の食事には、みそ汁が無い日がない、のではないでしょうか?

パンを食べるときも、海外旅行の時も、何となく欲しくなる、無いと寂しいのがみそ汁・お吸い物です。

こんなに日本人に愛されるみそ汁は、懐かしいお袋の味、おふくろの愛だからなのでしょう。

毎日の、無くてはならないおいしいお袋の味を、より一層ひきたてる輪島塗の汁碗は、
毎日の使用に耐え、飽きがこず、修理ができて長年使い続けられる、自然にも人にも優しい器です。

この汁碗・袋型は、ふっくらとした形がたいへん温かみを感じさせる、汁碗です。

輪島塗の椀は、保温性が高いので、熱いものは熱いまま、冷たいものはつめたいままでお召し上がり頂けます。

また、断熱性が高いので、みそ汁は熱くても手や唇には熱くありません。
大変、人に優しいお椀です。

そして、修理・修繕がききますので、長くお使い頂けるエコ商品でもあります。

使い捨ての時代はもう終わったのではないでしょうか?
直して使えるものは、たいへん素晴らしい、伝えてゆく守っていく文化です。

なおして、使い続けられる輪島塗は、今の時代にこその器(うつわ)です。
子供達に「物を大切にする心」を、毎日使う輪島塗を通してつたえたい、と思います。

写真は、1客20,000円の汁碗(たまり朱)です。
毎日3回、一年間使って食事を楽しみ、豊かな時間を過ごしたとしたら、1回分は19円。輪島塗の汁碗は、もちろん1年でダメになることなどありません。
そう考えると輪島塗の汁碗はお買い得です。

【商品データ】
定価 黒内朱 1客 20,000円
たまり朱1客 20,000円
寸法 直径113 H80 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗