【輪島塗/輪島塗り/輪島漆器】ちょっと変わった輪島塗?社長の道楽

この盃椀は、食事のシーンに小さな驚きを添える、変わり椀です。
浅いように見えますが、中は広くくってあり、前菜だけで無くにっころがしも十分入ります。
さあ乾杯、の時には、「ふたをお使いください、実は盃なんですよ」「へ~、おもしろいね~」。
こんな会話を楽しんで頂きたいと思っています。

写真は松竹梅蒔絵です。
盃椀のごちそうが運ばれてくると、ふたの金蒔絵の「松」が目を引きます。
盃椀があなたの前に置かれると、盃椀の側面に「竹」が描かれていることに気がつきます。
「竹」は黒漆に金を打ち込む技法で描かれていて、ちょうど闇夜に竹林がぼんやり浮かんで見える感じです。
そして盃椀のふたをとると、見返しに「梅」が。「梅」は梨子地を打ち込みました。
梨子地は、金の粒が立ったり寝たりしているので、盃部分に使いました。
盃にお酒をそそぐと、梨子地の梅は、表面張力も加わって、大きく浮き出しキラキラ輝いて見えます。
お酒はいつもよりすすむ、かもしれませんね。

こんな、ちょっと変わった、一工夫した輪島塗を考えて考えて作るのが社長の楽しみです。
社長をう~んとうならせる、無理難題の輪島塗の特注がきたら、社長は、待ってましたとばかりに小鼻をふくらませ喜びます。

漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。

▼お椀の動画
お椀の動画

【商品データ】
定価 525,000円