

汁椀の対には、飯椀(めしわん)です。
汁椀は、深くしてたっぷり入り、こぼれにくい形にしていますが、飯椀は、ちょうど逆三角形のような形にして浅くし、ふんわりと小高く盛れるよう工夫した形になっています。
ご飯は、こんもりと盛られて、ほかほかと湯気の立つのがおいしそうですものね。
お子さまの食器にも、輪島塗をお勧めしたいです。ものを大切にすることを自然と学ぶように。
ある研究者によると、同じ物を同じように調理しても、良い器で食べれば美味しく感じるのはもちろんのこと、消化吸収ぐんとも良い、とか。
たまり朱」は、上塗りをした職人さんの、「手」のわかる、おもしろい塗り方です。
色は、落ち着いた朱、えんじに近いでしょうか。
普通、刷毛目(はけめ)というと、でこぼこの跡が残るものですが、この塗は表面にでこぼこがないのに、刷毛の跡が残っているのです。
輪島塗の特徴である鏡のような美しい輝きは、最終工程の呂色(ろいろ)が作り出していますが、この飯椀たまり朱は、呂色をせず、漆の素朴な温かみを残して、しっとりとした底艶を楽しめます。
年月とともに、自然と使い艶があがり、時とともに変化していくのがたまり朱の飯椀です。

「これはどうなっているのだろう」「ここはこうやって塗ってのかな」と、思ったり考えたりしながらお使い頂くのも楽しいことと思います。
輪島塗の飯椀は、軽くて、陶器などのように割れにくく、断熱性が高いので、手に熱くありません。
ですから、子供達にこそ、使って欲しい。
なにより、本物に触れさせること、そして、なおして使い続けるものを大切にすることを伝えて頂けたらなーと思います。

毎日の、無くてはならないおいしいお袋の味を、より一層ひきたてる輪島塗の椀は、
毎日の使用に耐え、飽きがこず、修理ができて長年使い続けられる、自然にも人にも優しい器を。

輪島塗の椀は、保温性が高いので、熱いものは熱いまま、冷たいものはつめたいままでお召し上がり頂けます。
また輪島塗の椀は、断熱性が高いので、お料理は熱くても手や唇には熱くありません。
大変、人に優しいお椀です。
そして、修理・修繕がききますので、長くお使い頂けるエコ商品でもあります。

使い捨ての時代はもう終わったのではないでしょうか?
直して使えるものは、たいへん素晴らしい、伝えてゆく守っていく文化です。
なおして、使い続けられる輪島塗は、今の時代にこその器(うつわ)。
子供達にも「物を大切にする心」を、毎日使う輪島塗を通してつたえたい、と思います。
この汁椀は、1客20,000円の輪島塗の飯椀です。
毎日3回、一年間使って食事を楽しみ、豊かな時間を過ごしたとしたら、1回分はなんと18円!
輪島塗の飯椀は、もちろん1年でダメになることなどありません。
そう考えると輪島塗の飯椀は、大変お買い得です。
ある研究者によると、同じ物を同じように調理しても、良い器で食べれば美味しく感じるのはもちろんのこと、消化吸収ぐんとも良い、とか。
良い器で食べている人の方が、より健康になる!のだそうです。 うれしいですね。






