


輪島塗屏風・川原の図は、輪島塗では珍しい白い屏風です。
白とはいえ、絵の具のように真っ白ではありません。
漆はもともと、透明ではなく、茶褐色です。
そのために漆で白を作っても、真っ白でなく写真のような感じになります。
白の漆を塗りたてよりも、月日がたったほうが、より白くなります。
漆は時とともに透明度が増していくからです。

乾漆とは
乾漆とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。
塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
キズが付きにくく、目立ちにくい乾漆は、大変使いやすいものです。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
どこにもない、最高級家具をお探しのお客様は、ぜひ一度ご覧下さい。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島塗屏風 乾漆白・川原の図 W85×85 H145.5 厚3 cm 3,675,000円







