


作は女流蒔絵作家・小田原延子(おだわらのぶこ)。
金沢美術工芸大学で油絵を学んだ大学時代に,
モチーフや構図はすでに確立し、
以降は漆の技術にそれを置き換え、作品多数を生む。
絵画的なタッチで心象を表現するほか、漆芸界では異色の作風をも築き活躍する、
輪島女流蒔絵作家の第一人者。

色漆を使い鮮やかな発色を楽しめるのは、
漆の調合や気温・湿度などの微妙な調整を必要とします。
また、蒔絵の様々な技術やグラデーションは、
光の当たり具合により表情を変化させ、見る人を楽しませてくれます。
この漆額 さざんか蒔絵は、細部まで細かく繊細に描かれ、
また立体的に描かれていて、どこか絵画を見るようにさえ感じられるでしょう。
微妙な色遣いは、漆で有ることを忘れてしまいそうな美しい漆額 さざんか蒔絵です。

漆の扱いは、絵具のようなわけにはいきません。
漆は、湿度と化学反応し「硬化」するのですが、
この効果の速度によっても、色や風合いが変わる。
また、漆の調合や、気温・湿度によっても、仕上がりはぐんと変わってきます。
その点で漆芸では、この色・この風合いに出会えることは、
またとないこと、かもしれません。

漆額は、暮らしに彩りを添える、貴方のための風景です。
落ち着いた漆の色合いや底艶は、素朴で温かい雰囲気を醸し出します。
漆額は、簡単に取り外しができ、季節や行事・気分に合わせて着替えることができる窓でもあります。
何枚あっても良い漆額は、模様に思いを込めて、贈り物にも喜ばれております。
(弊社展示場には、小田原延子作・日展入選の特大漆額2点がございます)
漆額 さざんか蒔絵 61×73.5×厚4.5cm 1,785,000円







