夏も、輪島塗の茶托をお使いください

2016/06/08 (水)

猫はかわいい目も、ちょんとかいてありますよw

重厚な輪島塗は、夏には不向きと思われるかもしれません。
いえいえ、そんなことはありません。
夏らしい器で、冷たい飲み物をお出しするときにも
輪島塗の茶托は似合います。

暑い夏でも、カジュアルなお席ばかりではないですよね。
あらたまったおもてなしには、やはり輪島塗の茶托をお使いいただきたいものです。

輪島漆器大雅堂でも、お客様にお出しする器を考えました。
輪島塗の茶托には、大きさも形も、様々な種類が多数ございます。
どれにでも似合うような形状のガラスの器をみつけました。

そして、輪島漆器大雅堂らしい工夫をしたいと思い、
蒔絵師さんに模様を描いてもらいました。

なかなか、いい感じに仕上がりました。

猫や金魚は、ガラス専用の漆を使用して描いてもらいました。
ガラスのコップは良く使いますので、当然良く洗いますよね。
洗うと蒔絵がすぐにとれて消えてしまうのでは、と
心配になります。

このガラス専用の漆で描いて、約1か月硬化させると
大変強くなり、柔らかいスポンジと、台所用の洗剤で
つまり、普通に洗っていれば、ちょっとやそっとではとれません。

かわいらしくて、和っぽくて、すごくいいものができました。
夏用のコップです。

金魚は涼しげでいいですね