おしぼり入れ 草花蒔絵 5個1組 220,000円(税込)
おしぼり入れ 草花蒔絵 5個1組 220,000円(税込)→ 特別価格 88,000円(税込)
寸法:縦18.6cm 横7.8cm 高さ3cm 布箱入り
贅沢に材料を使い、手間暇かけてつくる形
朱と黒の対比が目にも鮮やかな、おしぼりいれ。
この凝った形は、プラスチックや金属のように、平たい板に力や熱を加えて曲げて作るのではなく、
輪島塗に使われる吟味した木材を削って形づくった、材料と、手間と時間のかかる大変贅沢な形です。
とても軽く美しい形のおしぼりいれ、工夫次第でお好きなようにもお使いください。
裏面は黒塗りです。
安定がいいように、一番底面は平たくしています。
細やかな気配りが行き届いています。
輪島塗は傷がつくから使えない
「輪島塗は、傷がつくのが怖くて使えない!」こんな心配の声を良く聞きます。
長く使い続ける間には、確かに傷がついてしまうことはあります。
これは、輪島塗だからではなく、他の漆器でも同じでしょう。
輪島塗は、製造に時間と手間がかかるためにどうしても高価ですから、使う時にはこわれないか、ダメにならないか、などと、心配になられるのだと思います。
もっともです。
大丈夫なんです、存分にお使いください。
堅牢な輪島塗でも、傷はつきます。新品のまま、末永く使い続けられるわけではありません。
輪島塗は修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用頂く漆器なのです。
もしもの時には、どうぞ輪島へ修理をご依頼ください。
おしぼり入れに描かれている四季の花には、色研ぎ出し蒔絵という技法が用いられています。
色研ぎ出し蒔絵とは
まず、模様を漆で描いて粗い金粉を蒔き、金粉の固着の為に(通常は半透明の漆を塗りますが代わりに)色漆を塗ります。
硬化した後、先に蒔いた金を研ぎ出します。
金の上部を半分ほど研ぎ出すと、色漆の間から金が見えるようになります。
研ぎ出し蒔絵は、見る角度によって、色漆が多く見えたり、金が多く見えたりして、大変表情が豊かな蒔絵です。高度な技術が生み出す、贅沢な楽しみですね。
輪島塗の取扱いは簡単です。
輪島塗を洗う時は、普段お使いの台所用洗剤を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。
つけ置きも大丈夫。
つけ置きの時は、陶磁器やガラス製品に当たると傷がつくことがありますので、別に入れてつけ置きしてください。
水洗いでも、お湯で洗っても大丈夫です。(お湯と言っても熱湯は禁物です。)
洗い終わったら、柔らかい布で拭いて下さい。
おしぼり入れ 草花蒔絵 5個1組 220,000円(税込)→ 特別価格 88,000円(税込)
寸法:縦18.6cm 横7.8cm 高さ3cm 布箱入り
◎箱を誂えてお届けします。お届けまで約2週間です。
宜しくお願い申し上げます。
60%引きセール商品一覧へ戻る
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役