盛器・ひまわり鉢 溜呂色 88,000円(税込)
盛器・ひまわり鉢 溜呂色 88,000円(税込)→ 特別価格 35,200円(税込)
寸法:直径30cm 高さ6cm 布箱入り
大輪のひまわりの花のよう
真夏のまぶしい太陽のもと、見事な大輪の花を咲かせる「ひまわり」の花のような、丸く大きな盛器・ひまわり鉢。
輪島塗のひまわり鉢は、艶やかで存在感のある器です。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く塗る手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
溜塗とは
中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
曲面は、漆の艶やかさを一層際立たせます。
丸い愛らしい形は、漆の良さをひきたたせます。
熟練の職人が、手のひらで、指で磨いて生み出す贅沢な光沢を、毎日お楽しみください。
このひまわり鉢の材料は「さくら」
桜の木の無垢材を使用して、贅沢に仕上げた木地は、ずっしりと重厚な仕上がりで、安定感抜群です。
お祭りやパーティーに。
お正月や、家族の集まる嬉しい日に。
そうめんでも、サンドイッチでも、炊き込みご飯でも。
フルーツ盛り、煮物、フライドチキン、散らし寿司、、、。
お好きなように、重宝にお使いください。
輪島塗の取扱いは簡単です。
輪島塗を洗う時は、普段お使いの台所用洗剤を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。
つけ置きも大丈夫。
つけ置きの時は、陶磁器やガラス製品に当たると傷がつくことがありますので、別に入れてつけ置きしてください。
水洗いでも、お湯で洗っても大丈夫です。(お湯と言っても熱湯は禁物です。)
洗い終わったら、柔らかい布で拭いて下さい。
輪島塗は傷がつくから使えない
「輪島塗は、傷がつくのが怖くて使えない!」こんな心配の声を良く聞きます。
長く使い続ける間には、確かに傷がついてしまうことはあります。
これは、輪島塗だからではなく、他の漆器でも同じでしょう。
輪島塗は、製造に時間と手間がかかるためにどうしても高価ですから、使う時にはこわれないか、ダメにならないか、などと、心配になられるのだと思います。
もっともです。
大丈夫なんです、存分にお使いください。
堅牢な輪島塗でも、傷はつきます。新品のまま、末永く使い続けられるわけではありません。
輪島塗は修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用頂く漆器なのです。
もしもの時には、どうぞ輪島へ修理をご依頼ください。
盛器・ひまわり鉢 溜呂色 88,000円(税込)→ 特別価格 35,200円(税込)
寸法:直径30cm 高さ6cm 布箱入り
◎箱を誂えてお届けします。お届けまで約2週間です。
宜しくお願い申し上げます。
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若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役