棗(なつめ)曙塗・飛花沈金
棗(なつめ)曙塗・飛花沈金

棗(なつめ)は、茶道に使われる茶入れです。

季節や催しに合わせて、さまざまな意匠の棗(なつめ)が使われ、
心を和ませてくれます。

何かと慌ただしい生活の中で、
お好きな棗(なつめ)で、心安らぐ至福のひと時、
そんなゆったりした時間は、心の栄養剤です。

外国のお客様には、この棗(なつめ)を、部屋の飾りや
小物入れ・アクセサリーケースとして
お使いになられる方がいらっしゃるとか。

そんな自由な発想でお楽しみいただくのも
また、良し。

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棗(なつめ)曙塗・飛花沈金

飛花沈金(ひかちんきん)とは、植物の種子が風に乗り、ふわふわと舞う様子を,

輪島独特の技法である沈金で表現したもので、

舞い降りた種子はやがて目を出し、花を咲かせ、

そして実を付け増えて行くことから、子孫繁栄を表しています。

沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、

のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。

手で表面を触ってみてください。
細い溝になって、彫り込まれていることがわかります。

反対に蒔絵は、筆で漆絵を描き、金を蒔きますので、表面は盛り上がっています。

漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、

輪島ならではの技法です。

棗(なつめ)曙塗・飛花沈金

曙塗り(あけぼのぬり)とは、のぼる朝日をイメージした、塗の技法。

刷毛を同時に数本操り、赤と黒を一度に塗り上げる曙塗りは、
高度な技術を要します。

同時に、と簡単にいいますが、これは大変な作業、熟練の職人だからこそできる技です。

上塗りの際に、数本の幅の違う刷毛を同時に使い、一気に赤の漆と黒の漆を塗り上げます。

一番難しいのは、赤から黒に次第に変わる部分。

この境目が、次第に色がかわっていっているところが、素晴らしいところです。
境目がとてもスムーズに、赤から黒へ続いているでしょう。

まるで、太陽の昇る瞬間のように、漆黒から赤へ、移りかわっていく。

美しい棗です。

棗(なつめ)曙塗・飛花沈金

取扱いは簡単です。

棗(なつめ)のお手入れは、柔らかい布で拭いてください。
水洗い・水拭きも、もちろん大丈夫です。

輪島塗が一番苦手なのは、紫外線です。
紫外線にあたり続けると、漆は変質し、劣化します。
直射日光のあたる場所には長くおかないでくださいね。

長い間仕舞われる場合は、乾燥が苦手ですので、
部屋の乾燥しにくい、低い場所に、保管してください。

棗(なつめ)曙塗・飛花沈金

大切にお使いいただいている棗(なつめ)でも、
長い年月ご愛用いただくうち、使い傷はどうしてもついてしまいます。

使いなじんできただけに、修理して使い続けたいものです。

そんな時は、お気軽に修理のご相談を。

傷に応じて、御見積のうえ修理致します。

棗(なつめ)が、塗り直してしまうほどになった場合は、
その際に思い切ってリフォームという方法もあります。

棗(なつめ)の、模様を変えたり、色を変えたり、いかようにもできます。

また新たな気持ちで、お使いいただけます。
お気軽にご相談くださいませ。

棗(なつめ)曙塗・飛花沈金 2寸4分  210,000円

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