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輪島塗の菓子器 紅葉蒔絵

輪島塗の菓子器 紅葉蒔絵

紅葉という木はない?

紅葉は秋の草として、古くから文様として好んで用いられてきました。

その紅葉は、実はカエデ科の落葉高木の総称です。

楓や楓の葉のことを通常「紅葉(もみじ)」と呼びます。

晩秋になると葉の色が黄や紅になり、その形や色の美しさから「錦」とも表現され

古来より好んで多用された文様です。

歌にも多く読まれる、日本の四季を彩る美しい紅葉は、誰からも愛される文様です。

菓子器は、お菓子を入れる器です。

お茶席では主菓子をのせてお使い頂くのに、ぴったり。

ご家庭では、お菓子やみかんをのせてお出しするだけでなく、お料理にもお使い頂きたい、重宝な形です。

盛り皿として、お刺身や、煮物、ご飯ものなど、たっぷり入ります。

菓子器の裏面ははつり型の溜塗

菓子器の裏面ははつり型の溜塗

菓子器の裏は、底面まで木地に工夫を凝らした形。

木地を浅くはつって、模様にし、溜塗の漆が溜まる様子をよりお楽しみ頂けるようにしました。

溜(溜塗り)とは

中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法です。

漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのる縁のほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある雰囲気をかもします。

例えば、菓子器の表面の溜塗は、箸の方が薄く透けて赤っぽく見えますし、裏の木地のはつった部分には、漆が「溜まる」ので、濃い色に見えます。

蒔絵の技法も様々です。

蒔絵の技法も様々です。

金蒔絵だけでなく、色研ぎ出し蒔絵、朱や緑の色漆の紅葉、そしてひときわ輝いている紅葉は梨子地仕上げの紅葉です。

色研ぎ出し蒔絵とは

色研ぎ出し蒔絵とは、金・銀だけでなく、色鮮やかな色漆を用いた蒔絵の技法です。

まず、模様を漆で描いて粗い金粉を蒔き、金粉の固着の為に(通常は半透明の漆を塗りますが)代わりに色漆を塗ります。椿の場合は、赤や緑です。

硬化した後、先に蒔いた金を研ぎ出します。

金の上部を半分ほど研ぎ出すと、色漆の間から金が見えるようになります。

研ぎ出し蒔絵は、見る角度によって、色漆が多く見えたり、金が多く見えたりして、大変表情が豊かな蒔絵です。高度な技術が生み出す、贅沢な楽しみですね。

※金の上部を半分研ぎ出す→これは金の色味が一番美しく見える分量で、ミクロの世界の話です。どうやってはかるかというと、職人さんの経験と勘でのみ、はかられます。

動画を撮影しました。

梨子地とは

梨子地とは、粗い金粉を塗面に蒔いて漆を塗り込んで研ぎ、磨き上げる技法です。

贅沢に粗い金粉をたっぷり蒔いて仕上げます。

金粉が、立ったり寝たりしているので、光の当たり具合によって、きらきらと美しく輝きます。

梨の実の細かい斑点の風合いが、名前の由来です。

飾皿にしても素晴らしい菓子器

飾皿にしても素晴らしい菓子器

美しい紅葉を、蒔絵の様々な技法を駆使して描いたこの菓子器は、飾皿として飾って頂くのも素晴らしいです。

使い方に決まりはありません、思いつくままに存分にお使いください。

取扱いは簡単です。

お茶やお料理に使った後は、水やぬるま湯で、普通の食器と同じように洗ってください。

柔らかいスポンジをお使い頂ければ、傷はつきません。

普段お使いの中性洗剤をご使用ください。

飾皿の場合は、普段はほこりが気になれば柔らかい布で拭いて下さい。

直射日光が当たる場所に長く置くと、漆の劣化が早まりますので、避けて下さい。

輪島塗は修理やメンテナンスが出来ますので、安心してお使いください。

輪島塗の菓子器 紅葉蒔絵

輪島塗の菓子器 紅葉蒔絵

菓子器 紅葉蒔絵 194,400円(税込)

寸法:直径29.7cm 厚み4.2cm 桐箱入り

 

落札価格の発表(平成30年4月23日締切ました)

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