家紋蒔絵の漆額を、見に来てくださいました

2023/03/01 (水)

点彫りで仕上げられた家紋額

昨日の輪島は、最高気温が13度と、暖かい日でした。
日中は、暴風が吹き荒れ、「春一番か!?」と思われるほどでしたが、さすがに気が早かったです。

午後から、ご夫婦のお客様が、家紋の漆額を見に来てくださいました。

家紋は、お家のルーツを表す大切なしるし、輝く金色の蒔絵や沈金で描いた家紋額の制作は、お家の隆盛・家族の繁栄の願いを込めた記念になります。

蒔絵は、ぐっと盛り上げた高蒔絵と、平蒔絵の違いを、また沈金と蒔絵の技法の違いを、実物を見ながらご相談し、家紋蒔絵と、お名前「○○家」を描いた、木枠の額をご注文頂きました。

アルミ枠と木枠の重さの違いや、蒔絵や沈金の種類による金の光具合の検討など、実際に見て頂いて初めてわかることもあります。

遠いところお越しくださり、ありがとうございました。

お家のリフォームが完成したら、飾ってくださるそうです。楽しみですね。

仕上がりましたら、また受け取りにご来店くださると、お約束頂きました。

またお目にかかる日を、楽しみにいたしております。

次回お越しいただき際には、展示場玄関前の雪の山は、溶けてなくなっていると思います(笑)。