輪島塗の茶托は、取り扱いが大変だ、難しい、傷がつくので大変だ、と言われますが

ちっともそんなことはありません。

実は、取扱いは簡単です。

 

輪島塗の茶托の取扱いは簡単です。

茶托を洗う時は、普段お使いの台所用洗剤を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。

つけ置きも大丈夫。この時は、陶磁器やガラス製品に当たると傷がつくことがありますので、別に入れてつけ置きしてください。

水洗いでも、お湯で洗っても大丈夫です。(お湯と言っても熱湯は禁物です。)

洗い終わったら、柔らかい布で拭いて下さい。

食器洗い機や、食器乾燥機、電子レンジは使用不可です。

輪島塗は天然木天然漆製ですので、高温乾燥に弱く、大切な輪島塗がダメになってしまいます。(この場合は木地自体がダメになりますので、修理が出来ないことが多いです)

何かと忙しい世の中、めんどくさいと思いますが、手で洗って拭いていただく、この間にも漆の肌触りや艶の美しさ、蒔絵の優美さをお楽しみ頂ければ、と思います。

長く使い続ける間には、確かに傷がついてしまうことはあります。

これは、輪島塗の茶托だからではなく、他の茶托でも同じです。

輪島塗は、製造に時間と手間がかかるためにどうしても高価ですから、使う時にはこわれないか、ダメにならないか、などと、心配になられるのだと思います。

大丈夫なんです、存分にお使いください。

堅牢な輪島塗でも、傷はつきます。新品のまま、末永く使い続けられるわけではありません。

輪島塗は修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用頂く漆器なのです。

「黄帝の時、鳳凰みかどの梧桐(ごどう)に集まり、竹実を食らう」という中国の故事より、桐は、聖天子が出でる時に現れる、100年に一度しか実をつけない竹の実を食べるという鳳凰がとまる、と言われる木。

かつては、16弁の菊花と同様に五七の桐文は、皇室の許しなく用いることは禁止されていました。

のちに、豊臣秀吉が、五三の桐を織田信長から、五七の桐を天皇家から拝領したそうで、

秀吉は衣装や家具・ふすまなどにこの意匠を使用し、太閤桐と名付け愛好したそうです。

菊は、もともとは薬として伝来した花。

重陽の節句には、長寿延命を願い菊を浸した酒を飲むという習わしがありました。

このありがたいいわれから、菊は天皇家の紋となったそうです。

茶托・菊桐蒔絵は、高貴な文・桐と菊を図案化し、金蒔絵に朱の色漆も加味して、色鮮やかに蒔絵した茶托です。

大切なお客様にお茶をお出しするときは、茶托を使用します。

茶托は、お客様への心遣いであるとともに、茶碗が直接座卓(テーブル)に触れて傷つくことを防ぐ役目もあります。

お菓子と共にお茶を出すときのお茶の出し方は、お客様の右手側にお茶を、左手側にお菓子をお出しします。

お茶は、お盆に乗せていきますが、お盆に乗せる時は、茶碗と茶托は別に載せていき(持って歩くときに、お茶がこぼれて茶托を濡らすことを避けるため)、

お客様にお出しするときに、茶碗と茶托の模様の正面を合わせて茶托に乗せ、お出ししましょう。

 

輪島塗の茶托 菊桐蒔絵

輪島塗の茶托 菊桐蒔絵

輪島塗 茶托(5客1組) 菊桐蒔絵 216,000円(税込)

寸法:直径13.8 高さ2cm

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