輪島塗二段重箱(6.5隅丸) 飛花沈金

輪島塗二段重箱(6.5隅丸) 飛花沈金

飛花沈金の題材は、植物の種子。

風に乗ってほうぼうへ運ばれ、また芽を出す飛花沈金は、子孫繁栄の吉祥模様です。

沈金の飛花模様は、重箱全体に全部で5個、ふわふわと舞うように施されています

沈金の飛花模様は、重箱全体に全部で5個、ふわふわと舞うように施されています

沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。

手で表面を触ってみてください。
細い溝になって、彫り込まれていることがわかります。

(反対に蒔絵は、筆で漆絵を描き、金を蒔きますので、表面は盛り上がっています。)

この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。

漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、

しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。

柔らかそうな綿毛の、植物の種子のイメージ

柔らかそうな綿毛の、植物の種子のイメージ

「重箱の隅をつつく」

細かいことを口うるさく言うことを指すようですが、このことわざはこの重箱にはあてはまりません。

この重箱の隅は丸く作ってあり、洗いやすいので、汚れが残って小言を言われる心配がありません(笑)使いやすい形です。

重箱の内側は、鮮やかな朱塗りです

重箱の内側は、鮮やかな朱塗りです

末永くご愛用頂きたい輪島塗の重箱は、高価です。

しかし、その製法から、キズや割れ・欠けなどの不慮の事態でも

輪島の産地で修理すれば、また末永くお使い頂けます。

使い傷や、天然漆だからこその色褪せ・やけなども、

目立つようになりましたら、何かの機会(冠婚葬祭などや法事、新築など)に、輪島へ塗り直しに出してください。

新品のように美しく蘇って、また何年も何年も、気持ちよく末永くご愛用いただけます。

輪島塗は、修理やメンテナンスを繰り返しながら、存分にお使い頂きたい、また末永くご愛用頂きたい漆器です。

 

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重箱の内側は、鮮やかな朱塗りです。

風に乗ってほうぼうへ運ばれ、また芽を出す飛花沈金は、子孫繁栄の吉祥模様

風に乗ってほうぼうへ運ばれ、また芽を出す飛花沈金は、子孫繁栄の吉祥模様

輪島塗二段重箱(6.5隅丸) 飛花沈金

輪島塗二段重箱(6.5隅丸) 飛花沈金

二段重箱(6.5寸隅丸型)飛花沈金 1組205,200円(税込)

寸法:幅19.8cm 奥行19.8cm 高さ13.7cm

ショッピングサイトはこちら

 

 

輪島塗の取り扱いは簡単です。

屠蘇器も重箱も、雑煮椀も、ぬるま湯で洗ってください。

油汚れは、台所用洗剤を使います。この時は柔らかいスポンジで。

つけおきも大丈夫。

輪島塗は、工程のところどころで水を使い研いでいます。

しっかり仕上がっているからこそ、水は平気なのです。

そのあと、長くしまっておくときは、さっと熱いお湯をくぐらせ水気をきって、
柔らかい布で良く拭いてください。

次のお正月まで使わない重箱は、しっかり汚れを落として、
ついでに磨きながら、艶や蒔絵を楽しんで。

そして、あまり乾燥しない場所(部屋の低い所)にしまってください。