硯箱 桔梗蒔絵 286,000円(税込)
硯箱 桔梗蒔絵 286,000円(税込)→ 特別価格 114,000円(税込)
寸法:縦24.2cm 横16.7cm 厚み4cm 桐箱入り
硯箱は、硯を入れて使用する箱です。
現在は、お好きなように自由にお使い頂くのが良いと思います。
文箱より小さいので、持ち運びもしやすい美しい箱は、
文房具をいれたり、写真や手紙をいれたりするにもよさそうです。
色研ぎ出し蒔絵とは
まず、模様を漆で描いて粗い金粉を蒔き、金粉の固着の為に(通常は半透明の漆を塗りますが代わりに)色漆を塗ります。
硬化した後、先に蒔いた金を研ぎ出します。
金の上部を半分ほど研ぎ出すと、色漆の間から金が見えるようになります。
研ぎ出し蒔絵は、見る角度によって、色漆が多く見えたり、金が多く見えたりして、大変表情が豊かな蒔絵です。
高度な技術が生み出す、贅沢な楽しみですね。
※金の上部を半分研ぎ出す→これは金の色味が一番美しく見える分量で、ミクロの世界の話です。
どうやってはかるかというと、職人さんの経験と勘でのみ、はかられます。
この角度からみると、桔梗の青い花の色がみえます。
青や緑の色漆で美しく描かれた桔梗。
この角度から見ると、金色に見えます。
こちらもまた、美しいですね。
夏から秋にかけて美しい花を咲かせる桔梗は、青紫の涼やかな色と、可憐な姿が人気の花です。
花言葉は 「やさしき愛情」。
硯箱 桔梗蒔絵 286,000円(税込)→ 特別価格 114,000円(税込)
寸法:縦24.2cm 横16.7cm 厚み4cm 桐箱入り
◎箱を誂えて発送します。お届けまで約2週間です。宜しくお願い申し上げます。
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若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役