お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵
お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

屠蘇器は、家族や友人、お年始にいらしたお客様に、
新年のご挨拶のあと屠蘇を一献、おすすめするために必要な物が
一つになっています。

華やかな蒔絵は、お正月にふさわしい扇面模様です。

扇面(扇)は、日本で作られた日本特有のもので、
末が広がる形から 「末広」 ともいい、

発展や拡大を意味する縁起のよいもの、

とされ、古来より愛され続ける吉祥模様です。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

「源氏香(げんじこう)」とは

平安朝の雅な香の漂う王朝絵巻 「源氏物語」 の名にちなんだ「源氏香」は、
香道の多くある中でも最も有名なもの。

源氏五十四帖に対応させられる「源氏香図」は、五本の線から成る洗練されたデザインが好まれ、
様々な物の柄に、広く用いられています。

屠蘇器・源氏香蒔絵は、源氏五十四帖の様々な場面を象徴する図を、
縁起のいい扇の柄として、すべて絵替りで10扇描きました。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

お屠蘇(おとそ)とは?

屠蘇は、もともとは薬だったそうです。

山椒・大黄・白じゅつ・桔梗・細辛・乾姜・防風などを三角の紅の帛衣に入れて、
酒やみりんに浸したもの。

唐の時代に医師が流行風邪のための薬として作ったものがおいしくて評判になり定着した、
と言われます。

屠蘇(とそ)とは、「邪気を屠絶し、人魂を蘇生させる」ということで、

一年中の邪気を祓い延命長寿を願うために飲む酒です。

美しい蒔絵が、いっそう晴れやかな迎春の時を演出し、
新しい一年の門出を幸多かれと祈念します。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

扇は、色漆に金粉をまいて、華やかさを出し、さまざまな場面の蒔絵を施しました。

古典的な柄ですが、これまでも愛され続けてきた代表的な吉祥模様である扇面は、
あきがこず、末永くご愛用いただける蒔絵です。

また、盃や屠蘇台ほか、すべての縁を金にして、
初春のお祝いにふさわしく、きりっとした印象になっています。

屠蘇器は、お正月にお屠蘇を頂いて邪気払いをしたら、
いったん洗って、きれいにします。

そのあと、小正月まで床の間に飾って、正月の雰囲気を味わって下さい。

そして、ゆっくりしまいます、次のお正月まで。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

輪島塗の取り扱いは簡単です。

屠蘇器も重箱も、雑煮椀も、ぬるま湯で洗ってください。

油汚れは、台所用洗剤を使います。この時は柔らかいスポンジで。

つけおきも大丈夫。

輪島塗は、工程のところどころで水を使い研いでいます。

しっかり仕上がっているからこそ、水は平気なのです。

そのあと、長くしまっておくときは、さっと熱いお湯をくぐらせ水気をきって、
柔らかい布で良く拭いてください。

次のお正月まで使わない屠蘇器は、しっかり汚れを落として、
ついでに磨きながら、艶や蒔絵を楽しんで、

そして、あまり乾燥しない場所(部屋の低い所)にしまってください。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

《お酒と輪島塗》

輪島塗の塗膜は、堅くて丈夫、化学的にももっとも安定しています。

しかし、やはり自然に近いものですので、苦手なものもあります。

その一つがお酒。

お酒のためのうつわ(銚子やさかずき、ぐいのみ等)は、お酒を入れた後、そのままにして放っておくと、色が変わってしまうおそれがあります。

どうか、その日のうちに洗ってくださいね。

そうすれば大丈夫、安心して長く美しくお使い下さい。

お正月に。屠蘇器・扇面源氏香蒔絵

屠蘇器(三つ組) 扇面源氏香蒔絵 桐箱入り1組 1,155,000円(税込)

寸法:幅41 奥行27.3 高29 cm

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