三段重箱・銀花紋蒔絵
三段重箱・銀花紋蒔絵

三段重・銀花紋蒔絵は、漆黒に美しい銀の花が、
ところどころに咲き乱れるモダンな印象の三段重です。
形は、八角形。総黒塗りです。
今までの輪島塗の重箱のイメージとは、ちょっと違う印象ですが、
塗の美しさ・丈夫さは変わりません。
和風おせち料理だけでなく、洋風のお料理や、ケーキにも似合います。

三段重箱・銀花紋蒔絵

この三段重箱は、今までの輪島塗・重箱のイメージとは違うものだと思います。

一見すると、宝石箱か?洋食器か?という感じ。

この銀花紋蒔絵は、漆黒・八角の大雅堂オリジナル三段重箱に、銀で大輪の花を蒔絵します。

ここに描かれた花は、桜や水仙・椿などのように実際にある花模様ではなく、[華]のイメージの花園です。

三段重箱・銀花紋蒔絵

銀で描いた大輪の花は、はじめは銀の折り紙を切って貼ったような状態です。
その銀蒔絵が乾かないうちに、線を描いていくのですが、これは、蒔絵師が細い道具を用いて
線を入れたい場所の銀色を取り去り、黒塗りがうすく見えるように線を作り出します。

銀色の部分が乾かないうちに線を入れなければ、美しく仕上がらず、
一度にできる面積はごくわずかな部分に限られるために、作業はくり返しくり返し行われ、
描いては硬化させ、また描いては硬化させ、と、大変時間と労力がかかる仕事です。

華は、花びらの一枚一枚、表情ごとに製作を進めていきます。

三段重箱・銀花紋蒔絵

きちっとした下図のとおりに描くのではなく、雰囲気やイメージを確かめながら、フリーハンドで描き進めて行きますので、三段重箱の仕上がりは、独特の雰囲気を醸し出すちょっと変わったものになりました。

三段重箱・銀花紋蒔絵

漆の黒のつややかさと、銀の一見冷たい金属的な輝きは、モダンな雰囲気が感じられ、自由に描いた線により、不思議などこかアンティークのような懐かしさも加えた、贅沢な三段重箱・銀花紋蒔絵。

重箱と言えばおせち料理、と思いがちですが、この三段重箱・銀花紋蒔絵は、洋のおもてなしにも
ティータイムやパーティーにも活躍しそうです。

三段重箱・銀花紋蒔絵

輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。

その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。

600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。

そして、今日も成長を続けています。輪島塗の伝統を守り伝えながら、時代と共に成長する。
楽しみなことです。

この三段重箱・銀花紋蒔絵は、これから年末にかけての展示会などでご覧いただける、大雅堂の新商品です。

光の当たり具合、見る角度により、さまざまに表情を変える三段重箱・銀花紋蒔絵です。

三段重箱・銀花紋蒔絵

大雅堂オリジナルのこの八角の重箱の、工夫した点は、やはり形です。

まず、外見は八角(末広がりの八にしました)の形です。

面を生かすために、角はあまり鋭角にせず、重厚差を感じさせます。

ふたは、平面では漆の美しさがもったいないので、少し盛り上げました。
光の角度によって表情が変わります。

三段重箱・銀花紋蒔絵

このかわった八角重箱の、もう一つの特徴は、重箱の一段一段の間に、隙間を設けたことです。

この隙間があるために、一段一段が大変持ちやすくなりました。

通常の重箱は、模様のためか、一段一段がピタッとくっついて、どうしても持ちにくかったのではないでしょうか?

この八角重箱は、段と段の間の隙間に指をかければ、大変持ちやすく、所作も美しく優雅に見えそうですね。

三段重箱・銀花紋蒔絵

また、一段づつでもお使いいただけるという特徴もあります。

普通の重箱は、模様の関係から、またこれまでの慣習から、一段では使いにくかったと思います。
この八角重箱は、一段づつに、約9ミリの足をつけました。

これは、一段づつの間の隙間を作るためと、一段づつ別々に使用した時のスタイルを重視して、計算した高さです。

一段づつでも重厚さを失わない、使ってみたい重箱ができました。

三段重箱・銀花紋蒔絵

三段重箱・銀花紋蒔絵

蓋をあけると、ここがまた工夫したところです。

重箱のふちが、まっすぐズバッと切っていない、素敵なカットになっています。
こうすることで、一段一段のおさまりもよく、ふたもずれなくなりました。

ささやかな工夫ですが、効果大です。

三段重箱・銀花紋蒔絵

八角三段重箱・銀花紋蒔絵 1組 1,058,400円(税込)

W30.3 D16.3 H21 cm 一段の高さ7cm

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三段重箱・銀花蒔絵の色違い(無地)は、こちらでご紹介しています。
色が違うと、雰囲気はガラリと変わるものですね。

また、銀花紋蒔絵の宝石箱も製作しました。こちらです。

輪島漆器大雅堂は、貴方だけの特注輪島塗の製作も得意です。

今までに見たこともないような輪島塗でも、創業大正11年の経験と豊富な知識・
優れた多数の職人たちが、貴方の思いを形にするお手伝いを致します。

輪島塗の工程は、どれをとっても一つ一つ手作りのオーダーメードと同じです。
ですから特注だから、お誂えだから、ぐんと価格が高くなるということはありません。

また、色や模様だけでなく、器物の形からお誂え可能です。
オーダーは難しくありません。
「こんな感じで、、、。」というような、頭の中のイメージからでも、段々と形にしていきます。

特注・お誂えは、お気軽にご相談くださいませ。

世界で一つの輪島塗を、貴方の思いのままに製作いたします。
輪島漆器大雅堂は、そんな楽しみな仕事が大好きです。

ご用命のほどを、心よりお待ち申し上げております。

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