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屠蘇器の形状は、美しい曲面を多用した手の込んだ木瓜型です。
蒔絵の図案は「槇」。
槙は、真木とも書き、広くは常緑の杉や桧(ひのき)の総称です。
冬、雪をかぶっても緑を保ち、春には一気に若芽を出す点が、
堪え忍び、ここぞと言うときに力を発揮するという日本人の美徳に通じることから、
古来より愛され続けている文様です。

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お屠蘇(おとそ)とは

屠蘇は、もともとは薬だったそうです。

山椒・大黄・白じゅつ・桔梗・細辛・乾姜・防風などを三角の紅の帛衣に入れて、
酒やみりんに浸したもの。

唐の時代に医師が流行風邪のための薬として作ったものが

おいしくて評判になり定着した、と言われます。

 

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屠蘇(とそ)とは、「邪気を屠絶し、人魂を蘇生させる」ということで、

一年中の邪気を祓い延命長寿を願うために飲む酒です

美しい蒔絵が、いっそう晴れやかな迎春の時を演出し、

新しい一年の門出を幸多かれと祈念します。

 

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屠蘇器は、お正月にお屠蘇を頂いて邪気払いをしたら、
いったん洗って、きれいにします。

そのあと、小正月まで床の間に飾って、正月の雰囲気を味わって下さい。

そして、ゆっくりしまいます、次のお正月まで。

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金と青貝をふんだんに使用したぼかしの背景に、
槇を動きのある構図で、高蒔絵にて描きました。
存在感のある格調高いデザインの屠蘇器です。

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輪島塗の製造工程(布着せ本堅地)は、伝統工芸の中でも特に、

国指定重要無形文化財として、

ここ輪島の地で数多くの職人たちに受け継がれています。

形が凝っているものは、作業も難しく時間がかかりますが、

各工程の職人たちの、より高度な技術によって美しく仕上げられます。

 

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金をふんだんに使用した、豪華で贅沢な蒔絵は

細部にまで気を配った、これまた職人の技。「最高級」たるゆえんです。

蒔絵は、鬼平慶司 作。略歴はこちらです。

 

屠蘇器 槇(まき)蒔絵 6,480,000円(税込)

寸法:幅51 奥行33.5 高さ32.5 cm (銚子の高さ:20cm)

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